|
《MUMEI》 彩香ちゃんの、お父さん、 気を聞かせてお風呂に入ったんだ アキナが、自分の過去を話し出したから お母さんも、洗い物を始めてた ダメだよ、ノブさんの前で！ へーきよ、隠し事は無いもの え？ その時は、満たされた気になるよ、 でもね、好きな人とのエッチは別物よ、 興味だけでしちゃうと、遠回りになるし、 もしかしたら、戻れなくなるかもしれないよ、 私もね、凄く苦しかったの、 ノブを好きになればなるほど、申し訳なくて、 今だって、残ってるもん、 けどね、ノブは、バートナーは対等じゃなきゃダメだよって、言ってくれるの たくさん話し合って、泣いちゃった事もあるよ、 自分には嘘つけないもん 自分に嘘をつくと歪んでくよ、 その歪みは、強烈よ、 自分じゃなくなってくほど…… ノブを好きなのはわかる、 好きで居るのは構わないわ、他にも何人か居るもの、 でもね、人の心を奪うって、体じゃ出来ないよ 気持ちが重なってから、体よ ………好きでいて、 いいの？ 嫌いになれるの？ なれない！ 仕方ないじゃない、 勝負するなら正々堂々としましょうね 勝てないもん…… 女、磨きなさい、 もっと良い女に、もっと綺麗に、 外見だけじゃ、ノブみたいなタイプは振り向かないよ …………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |