《MUMEI》 帰宅できたのは、夜中だったんだ タクヤさん達、 送るっていったのに、 車庫まで来るって…付き合ってくれたんだ エンジンを止めた、 焦げ臭い 変な匂いがしてた 無事に帰れたね、 えらいね、この、車 うん、よかった そうだ、上がってシャワー使って、 汗だくでしょ? タクヤさん達を招いたんだ エアコンを掛け、バスタオルを渡したんだ 着替えも用意できる タクヤさんと、イズミさんにもらった服がたくさんあるから 新品の下着もあるし お風呂でしてたりね クスクス笑いながらアキナが、言ったんだ いいじゃん、 くすっ、そうね、 ノブもしたい? ん…………膝枕してよ うん、疲れたよね? 少しね なんでこっち向くの? アキナの、匂いがするんだもん 汗臭いよぅ、 汗の匂いも好きなんだ、 ねぇ、ほんとうに舐めさすの? え?、あ、あれ? わかんない、 ノブが嫌なら絶対しないよ …………まだ、先のことだもんね ノブは、イズミさんの、触りたい? 触りたいけど、わかんない、 そこまでしちゃいけないような…… うん、そうだよね、 アキナ、ずっと側に居てくれよな もちろんよ、私の居場所はノブの隣しかないわ うん ……………俺、寝ちゃったみたいでさ 目が覚めたら朝でさ 皆で雑魚寝してたんだよね 布団あったのに…… なんか楽しくてよ、軽く飲んだんだぜ、 お前の寝顔を肴によ いびきかいてたわよ よく眠れた? なんか楽しくて仕方ねーや 帰りたくないね そうだな、けど、仕事が始まっちまう 四人で暮らしたいなぁ イズミ、ベットは誰とだ? 四人よ、私、アキナとならレズ出来そう え? そんな趣味はないけど、キス出来そうなのよね イズミさん、とんでもないこと言ったんだよね ノブ?、妄想してるの?! ぁは、…………しちゃったぁ もぅ、変態! ぺしっ 叩かれたんだけどさ まんざらでもないのかな? 少し困った顔してたけど、 あの顔は本気の困ったじゃないもんね …………… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |