《MUMEI》 ん、決めたくないんだよね、 ドキドキしたいからさ うん、わかってるよ 今日、叶えたいことを聞いてるの ………アキナが、嫌じゃなきゃ、 裸を見せたいな え? 私を? うん イズミさんに、なにかしたいんじゃないの? 自慢したいんだ、 アキナ、すごく綺麗になったから もちろん前から綺麗だよ、その、なんていうか…… 自分好みに、なったのね? イズミさんが、言ったんだ うん………タイトスカートとか、着たら、 もう、トキメキ止まらないかも… 普段、イズミさんが着てるような? う、うん 来月から、するわよ だね …………なんとなくねぇ、ノブの好きな雰囲気、 わかってきたんだ そうなりたい、もっと引きつけたい、 そう思ってるの 自分のしたい格好でいいよ うん、それもしてくよ そっか!、わたし、考え違いしてたわ! 突然イズミさんが、言ったんだ タクヤも、ノブも、自分の彼女がスケベなの知ってるのよね、 認めてるのよね、そんな部分も有るって… どしたんだよ、イズミ タクヤ、お願いがあるの なんだい? ………アキナにも、頼みたいことがあるの なんですか? ………ドアの向こうで、ノブと二人きりにさせて イズミさん、そう言い出したんだ ……………自分の性癖を、さらけ出したい イズミさんは、そう言ったんだ モラルなんかに、囚われたくない、 誰かが不快なら、しちゃいけないけど、 許されるなら、四人で楽しみたい、 エッチな事を、共有したい そして、打ち明けたいことがある イズミさんの、言葉に イズミの、思うままにしてごらん 俺は、イズミに託してるぜ、 何をするな、どうしろ、言うつもりはないからよ うん、タクヤも、興奮させるわ、 タクヤが、不快なら出来ない、 好きにしな、ありのままのイズミを、愛してるんだ うん……ありがとう、 アキナ、ノブを、貸して、 止めてと行ったら、直ぐ止めるから …………ノブ、貴方に任せるわ、 私は貴方の女だから アキナが、不愉快なら、俺は何もしないよ 伝えたいことが有るって、イズミさん言ってたよね? 聞かなきゃ、それが、なんだかわからないけど、 タクヤさんに、話すだけなら、私達居なくても話せるもん ………うん まずは、イズミさんの、わがままに付き合ってみようよ わかった ノブを、借りるね、 ドアは締めないから、 イズミさんに、手を引かれたんだ 玄関に通じるドアの向こうへ タクヤさんとアキナからは死角になってる 座って、ノブ 言われたまま、床に座ったんだ 私の身体に興味あるわよね? うん……… 見せたいの、見てくれる? …………見て、いいなら、見たいよ ノブ、話してね、どんなことしてるか、 私に話してね! アキナの、声がしたんだ アキナもだよ 俺の言葉に 俺はなんもしねーよ タクヤさんの声がしたんだ 肩抱いてあげてて、アキナ、感情が突っ走るから 俺、そう言ったんだ …………… 前へ |次へ |
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