《MUMEI》
科学者の願望
 「君は馬鹿なんじゃないかな?今更何を言っているんだい私は恥ずかしいよ」と姫は俺に説教をする。
 〜20分後〜
 「もういいかな?」と男が言う。
 「すまない日が浅いものでこういう空気の」と申し訳なさそうに言う。
 「ではバトルをはじめるか」と男は言う、男は俺が説教されているあいだにどこから持ってきたかリボルバーを一丁と何かわからないような液体が入ったペットボトルを持っている。さらにペットボトルを開け中身を飲む。
 次の瞬間彼の目は真っ赤に充血し弾の装填をはじめる。なぜ俺たちが黙って見ているのかというと、彼のすぐそばには人がいるからであるもし近づいて人質にでもされたら面倒だからだ。
 「君たちは僕の協力者の一人に会ってここにたどり着いたんだろ、なら僕の飲んだモノについて知っているよね、あの男たちにはサラスの方に効力があるといったが、実はこの液体に秘密があるんだよ」と男はニヤニヤしながら言う。気味が悪い。
 「この液体、ジズバネ脳のイウナレバ、ストッパーを外すものなんだよどこかの博士みたいにタジュウ人格のクスリヲ僕は創りたくてね、しかしね、このように人かくはカワラズニ体の機動力をゲンゴ機能をタイカトシテ供給するんだ。まぁサラスはただ単にトクテンなんだヨ」
俺の耳は正常に作動しているのだろうか?自分で耳をうたがった。この科学者は、ただ自分の自己満足のための実験を他人を対象として行っている実験が、こんなにも大きく成長できるという実現例が目の前にいるからだった。
 「ワダぢの、ジッゲンばまだばだづづぐぞ、zくぁwxせcdrvftbgyhぬjみk、おl。;」彼は奇声を発しながら突進してきた。
「俺はあなたがうらやましいよ、他人を犠牲にして負い目を感じることなくそれを実現の域にまで達成させようとしている。」そう言いながら俺は防衛の型『蕾』の構えを行った。これは体を半身にして熊の腕を振りおろしような形をしている。
  身の危険を感じた科学者は、危険を察知したらしく突進をやめる。だが俺は蕾の構えをとりながら科学者の懐に飛び込もうとする。科学者はリボルバーを構え姫に照準を合わせようとしたので俺は姫と科学者の間に入った。そして科学者は言った。
  「ギビハぞうぎャて、ジブンボだでギジデダデいごでニギレルンガイ?(君はそうやって、自分を盾にして何を手に入れるんだい?)」

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