《MUMEI》 二次会の席でさ ミカさんが アキナが、抜いてやる方が良いの? そう、俺に聞いてたんだよね ぁは、アキナならそう答えるかなってさ なんで? クミさんが、アキナに、聞いてた なんでって、やだもん、ノブが他の女となんて 考えるだけでも、不愉快なの 平然とアキナが、答えてたんだ ノブは嫌でしょ? まぁね、けど、相手にもよるかな、 アキナが浮気したとしてさ、 その辺の変な意地男とってなら、嫌だけどさ、 口説かれてたわよね? モデルしないかって しつこかったですよぅ、ウザイ 半分は本気で誘ってたわよ、 半分は下心よね やっぱり、そういう世界なんですか? 簡単に寝る女は、雑誌に乗っても直ぐに消えてくわよ それは、テレビの世界でも同じよね そんな、話から ぇえ?! クミさん、タレントになったの?! 深夜番組の、アシスタントよ、 一分も出てないわよ すっげーやぁ、芸能人なんだね? ミカはモデルになったわよ、 正式に雑誌のね そうなの?! 俺、驚く事ばかりでさ そして、もう一つ驚いたんだ 雑誌にバーティーの記事が乗ってさ ベストカップルとして、写真がのせられたんだよね 俺とアキナのツーショット写真がさ 小さくだけど そんでもって、 話が変な方向に行ってさ ショッピングモールに入るテナントさんでさ、 日本初上陸のヨーロッパブランドの、 モデルをすることになってさ 断りきれなかったんだ 周りから、宣伝になるからって、押し切られてさ ………… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |