《MUMEI》 1ピース埋まる久々に部活に出る。お土産を渡しに来たんだけど高遠はなんだか仕事があるようで早引きしてた。 最近、雑誌の表紙にいてびびった。 有名人だったんだな……。何故放送部に入ったんだ?今度聞いてみよう。 「おー帰って来たか。他のはどうした?」 顧問だ。 「東屋は歯医者で美作は生徒会です。」 七生は知らない。 最近ぎくしゃくし始めて、自然と会話が無くなった。 それで俺のことを見限ればいいんだ。 そしたら七生のことで悩まないでいい。 「そうだ、この間出したゴミ問題の映像ね、入賞したってさ。」 「本当ですか!」 ……やったあ。 こんなとき、七生がいたら力いっぱい喜んでくれるのに。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |