《MUMEI》
プロローグ
ー天界ー
「くそ・・・」
「大神様・・・」
「ああ・・・ユキか・・・」
「大神様・・・どうか気を落とさずに・・・」
「ありがとう・・・だけど私の・・・私のせいで一人の人間の人生が無くなってしまった・・・!」
「あれは大神様のせいではありません!追い詰められた悪魔神があんな行動をするなんて予想外でした・・・!」
「だけどとめられなかった私にも責任はある!・・・そうだ!」
「どうしましたか?」
「ユキ。明日から『あの日』まであの人間の元についてくれないか?」
「え?なんのためにですか?」
「私のせいで人生が無くなってしまう人間だ。せめて本当の事を教えてあげて、自由にさせてあげたいんだ。」
「そういうことならわかりました。明日から行ってきます。」
「うん。よろしくたのんだよ。」
「はい。任せてください」

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