《MUMEI》 「ジロ!七生見なかった?」 廊下に出たら七生の父さんが走って来た……。 「見てない。今日って七生三者面談なんだ。」 「ちゃんと話そうとしてたのに面談中に脱走した。」 「脱走?」 「大学行きたい言い出してさ〜、公務員なるんだと。理由を先生と聞いたら責められたと勘違いして我慢できなくなったみたい。」 「……だいがくぅ?」 七生が? 「あの馬鹿タレ何処に行ったんだよ。 見付けたら捕まえて!」 七生父は階段に消えてゆく。 ごめんなさい見つけても話せないかも。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |