《MUMEI》 剣士×魔法師シリアスな話が書きたかった……w 巨大な魔法陣が展開される。 この魔法が成功すればきっと自分はこの世に居ない。 けど、君が生きれるなら。 ーそれでいいー 目の端から涙が。 後悔なんて微塵もない、はずなのに。 なんで君を思い出して”生きたい”と思うんだろう。 「馬鹿!何やってる!?」 遠くから愛しい君の声。 なんで僕の覚悟を揺るがそうとするんだ、君は。 キィィィィン!! 魔法陣が発動し、炸裂する。 たくさん居た敵は跡形もなく消えている。 君が駆け寄ってくるのを視界の端に捉え、無事を確認すると 僕は意識を手離した。 * * * * * 危機的だった。 ここで敵を抑えないと村が危うい。 剣を手に敵を斬り伏せる。 だけどその数は一向に減らない。 その時だった。 異様な魔法陣を見たのは。 何故、お前が…… 無意識のうちに駆け寄っていた。 魔法の巻き添えを喰らうことも気にしてはいなかった。 炸裂した瞬間、頭が真っ白になった。 なんで、お前が死ななければならない? 何で、大好きなお前が。 崩れ落ちた君の亡骸を抱きしめ慟哭する。 徐々に愛しい温もりが薄れていく。 いつの間にか零れた俺の涙があいつの頬を伝っていた。 * * * * * おやすみなさい…… 嘘。まだ17:30だし。 シリアスってなんだ? 謎の話ってか、台詞ほぼ無い! 如月雛菊でした。 反省はしてないぜ← 前へ |次へ |
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