《MUMEI》 私は・・・私は、裁判所で証人として出席した。 友君は反省しているようで私に申し訳ない気持ちでいっぱいって顔をしていた。 私は、裁判が終わるとその足で友君に会いに、拘置所に向かった。 友君に会っていっぱい言いたい事があったのに、私は友君に「馬鹿」って言っちゃってた。 拘置所は、時間が決まっていて、45分しか話す事が出来ないから、私は45分間いっぱい友君と話した。 私は、拘置所を出て帰る時一瞬だけ寂しい顔をしてしまった。 でもすぐに、笑顔を友君に向けた。 友君の所から帰って来て数日が過ぎた頃友君から手紙が来た。 友君の手紙を読んでいたら、友君に会った時に一瞬だけ寂しい顔をしたことに気付いていた。 手紙を読み終えた時、私は友君をずっと待ち続ける事を心から思った。 この先何があろうが私が家族を笑顔にしていこうと思う。 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |