《MUMEI》

俺は、扉の前でとまっていた





どうしよう






さっきみたいな空気になったら







俺は自分をとめられる気がしない








でも 聞きたいことはあるし






「…………………」






ええい!





できるだけ勢いよく、扉をあける






「ちょっと多すぎかもだけ………ど」








「すーすー」






寝てる





「な…んだよ…」








嬉しいんだか悲しいんだかちょっとわかんない









まぁ、いいか





寝顔が、少しくるしそう







「……冷えぴた取りかえるか」








そして、買った袋を手にとろうとして、気が付いた





さっき咄嗟に下に袋をおいてきたんだった









再び一階に下り、袋をさがす








「ただいまー」

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