《MUMEI》 初めてのフェラ。アダルト表現あり。 戸惑いなく、ぱくりと彼はソレをくわえた。 「ひゃっ!」 『ひもちいーか?』 「口に含んだまま喋るなぁぁ…ぁ、うンンッ」 初めての口淫。彼の口内の生暖かく滑る感触。たっぷりの唾液を纏った舌が、僕自身の敏感な部分を擦り廻す。根元から裏筋を舐め上げ、尿道口を尖らした舌先でつつく。その気持ちよさに、ぶるりと身体が震えた。 始まりは、なんてことない一言からだった。夏休み明けの日曜日。暇な野郎二人、部屋の中。幼馴染みの持ち込みのエロビ鑑賞中。画面の中で女がフェラを激熱演。 『え、お前。フェラして貰った事ないの?』 「して貰うも何も、俺彼女なんていねーし。」 いや、フェラとか言ってる時点で、なんて事ない一言じゃないじゃないか。大体こいつは、いつも唐突なんだ。何様、俺様、こいつは幼馴染み様。 『おら、脱げよ。』 「は?」 『俺様がしてやるってんだよ!さっさとズボン脱げ!』 「いやいや?ちょっ…チャック下げるなぁぁ」 ほらね、俺様幼馴染みに、俺はなすがまま。力関係は幼い頃から変わり無し。チャック下げられ、パンツもずらされ、ぷるんと摘まみ出される俺自身。外気に晒され、申し訳なく項垂れている。 『ぷっ、可愛ぇぇ。まだ皮被り?』 「うっせ!触んな、ちょっ、痛ぇから…剥くなぁぁ」 『よしよし、泣くな泣くな。この痛みを乗り越えて、大人になるんだ!』 あの、何様俺様幼馴染み様。言ってる事が解りません。こんな痛いなら俺、子供のままでいーです、はい。痛いの、やです。 前へ |次へ |
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