《MUMEI》
王様なります!
ガーディスを魔法でチョチョイと捕まえ、いざ
王座へ……とは簡単には行かなかった。


何しろこの容姿のため、子供だと思われ、貴族
階級の肥太ったバカ(ロイド命名)達が暗殺者を
雇い、殺そうとしてきた。そう簡単に殺せるわ
けもなくついでに暗殺者を会心させると、妙に
好かれてしまいそんなこんなで優秀な部下が増
えていった。


流石にいい加減面倒だと感じて、肥太ったバカ
達を全て追い出した。勿論あの手この手と自分
達から出ていかせた。残った一般階級と誠実な
前王派の貴族達と国の再建を始めた。


始めにやったことは食料と水の確保だった。食
料は私の畑知識をフル活用して何とか形に持っ
ていき、水路はヘドロを取り除き、水源を復活
させた。間欠泉を発見し、お風呂に入らせた。
(主に水をかけて体を洗っていたため冬の今は
かなり危なかった)


人々を体力回復させた後は建物に移った。一件
一件廻り住人の記憶を元に元通りに戻してあげ
ると皆に泣いて喜ばれた。(それまでは城に泊
めていた)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫