《MUMEI》
みえない友情
「話がある」







私は九時過ぎに家に帰って、すぐにもうねてるお母さんのところへ行った







「お父さんと暮らしたい」










そう言うと、隣に寝てる男が起きないように、小さな声でふぅん、とつぶやいた








私は静かに二階にあがって、静かに支度をして、家具も置き去りに家をでた






やりたいことは二つ



とにかく今は家を出て、バイトをして、お金をためて、一人暮らしをしよう








それから、舞子ちゃんに会おう

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