《MUMEI》 休み時間もずっと一緒だったわたしたちにとって、年間を通して一番大きなイベント。 修学旅行が間近にせまってた、ある日。 私と上原君は、当然のように同じ班になろうとおもった。 そこで、上原君がいった一言で、私は顔を赤くして舞い上がった。 「俺は帯野と同じ班がいい。」 それでおもったんだ。 上原君が私の運命の人ならいいな って。 そしたら、ほかに何もいらないな って。 前へ |次へ |
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