《MUMEI》 リンタが、うれしいような、恥ずかしいようなことを言い出した。 「上原って帯野のこと好きなんじゃない?」 思ってもみないことだった。 上原君の好きな人が誰かって言うのは、考えたことあった、けど、 それが私、なんて。 「嘘でしょ?」 「いや、まじまじ。」 「ばっかじゃん。」 なんて言って。 次の体育はりきっちゃったよ、ばか。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |