《MUMEI》 ほんとの気持ちしばらくすると店長が駆け寄ってきた。「大丈夫?澤木さん」といった。店長はとても優しかった。「この皿の事は気にしなくていいから私達もワゴンにあんなに食器を積み上げていたのだから、落ちないはずがないと、危険を察知しなければいけなかったのだから。」「しかし店長…」副店長がいった。「割れてしまったものはもうどうしようもないだろう。」と店長。店長が優しい人で助かったけれど、菜々は佐山さんに対して不信感を抱くようになった。今度またこんな事にならないために佐山さんには注意をしよう。と決意した。佐山さんが菜々に対してどんな気持ちをもっているのかまだわからないけれど、菜々にとって危険な人物であることは確かだった。 前へ |次へ |
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