《MUMEI》
断末魔の叫び
次の日
病室の監視カメラが
赤く光る
また、誰かが脱走したんだと
私は隔離病棟へ向かう
「パンパンガあああああ」
「シンナーはありません」
「ぱんぱんをく・・・」
シンナー中毒の患者はその言葉を
最後に
「ひい」
その、すさまじい光景は
息をのむほどだった
「なにやってるの」
「うるさい、はやく薬を出せ」
「早く警察に通報しないと」

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