《MUMEI》

「一希」








「「え?」」










わたしと一之瀬君が、同時に声を上げた











しゃべった










一之瀬君が言うには、お母さんは話さないらしい




全くといっていいくらい










そのお母さんが、名前を呼んだ










悪い予感しかしない










「一希も私を置いて何処かへ行くの?この女と」










「違うよ、母さん」









一之瀬君が止めに入ってくるけど、そんなの全然目にはいらない









怖い 怖い







ひとみが 私だけをみている

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