|
《MUMEI》 新しい名前次の日の放課後 勇は前日と同じ様に 練習するため帰ろうとすると 烈が声をかけてきた 「一緒に帰ろ〜ぜ〜」 「部活は?」 「さぼってきた☆」 「由香に怒られるよ？」 「優先したいことがあってさ♪」 「何を？」 「もう1人のお前だよ」 「なんでだよ？」 「あっ…出てきた…いや2人いたら 呼びにくいからお前のほうにも 名前かニックネームがあればって 例えば…紅（こう）…とか？」 「なんで紅？」 「なんか目がこげ茶色から赤っぽく なったように見えるから」 勇が鏡を見てみると 確かに目が赤っぽいように見えた 「うわっ…ほんとだ、じゃ、これでいいんじゃねぇか？」 「気づいてなかったのか？ まぁ、よろしくだな紅!!」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |