《MUMEI》

俺たちは、アキラの背中を見ていた。


「テン、なんだこれ?」


「何どうしたの?僕の背中どうなってるの?」


『なんか、模様みたいのが、書かれているんだよ。』


「模様?」


「これは、魔法陣だ。アキラは、猛獣系だ。」


「猛獣系、じゃあ僕は召還魔法が使えるんだね!」


「そうだ。」


「でも、どうやって召還するの?」


「猛獣は異空間にいる。たぶん戦いの時に、魔石が召還の仕方を、教えてくれる。」


「分かった。」


アキラは、服を着た。

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