《MUMEI》

「なぁ、テン。ここ、太陽2つあるな。」


空を見ると、人間界で見る太陽と、黒い太陽があった。


「ほんとだ。」


『黒い太陽なんて、変わってるな!』


「太陽が2つあるぐらいで、驚くな!」


「そうだな、ここは夢界なんだもんな。」


「これから、驚くことは、たくさんあるからな。」



すると、テンアの足が止まった。


「どうしたの?テンアちゃん。」


「しっ!静にしろ!」


テンアは、辺りを見回している。

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