《MUMEI》 先祖父の余命…いや余命時間と言った方が正しいかもしれない。 昭和※年12月とある寒さの厳しい北の大地、芦別というまだまだ食うにも食えずとりわけ寒さ厳しい環境に貧しい家庭にまた一つの小さな命が誕生してしまった。 〇松家三男、命名力三郎 この子はまだ、これから始まる永き波乱に満ちた人生の幕が開いたことを知る由もなかったに違いない。。。 生れてから物心つくまで上の二人の兄達には逆らう事の許されない父の亭主関白主義の教育上幼い時から厳しく教えられ育った。 ある年を六つ過ぎた頃、親に連れられ初めて訪れた地の知らない家に共に行き帰りは親だけ…食い扶持減らしの為に養子に出された 上の二人の兄達、家督を継ぐ長男でござる長男興太郎、次男興次郎、何も知らない自分の“力“で生きてく力三郎。 そう…自分だけ親から”興”を与えられ無かった、 生まれた時から〇松家から養子に出される事決まってたのか、当時を知る者も居なくなった真実は闇の中でも1つだけ言える事は人間は自分の欲望の為ならオヤジもコヤシ、オジキもコジキ、アニキもタヌキにこの世で一番怖いものは自分の欲望だと私は思う。 全てがそうと言っているつもりはない、それに否定をするつもりもないが私の周りの環境では確かに存在した理解出来なくても否定だけはしないで欲しい。 次へ |
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