《MUMEI》

そして、面接の時間がとうとうやってきた
「ふうー今回こそしっかりした人材が来るといいが」
俺は、緊張と不安の感情を、入り混じらせ
面接会場でもある、会議室へと入ったが
「ねえ、面接どうしようあたしすごい不安」
「がんばりなよ、マヤならできるって」
一人二役を演じる女子高校生がいた。
「なんだ、君は」
「えーあわわ、面接だよどーしよー」
いや、どうしようもないのだがと俺はこの子にツッコミをいれたかった。
「いや、面接はまだですよ」
「え、ああわわわ」
しかし、会議室を見回しても
いるのは、俺とこの不思議ちゃんだけだ

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