《MUMEI》

「月子、こうやって男が女の子の頭を持って、腰をガンガン振るフェラのことをイラマチオっていうんだよ」

おれの肉棒が喉の奥を突くたび、月子の嘔吐くような、悩ましい声が漏れてくる。

月子はむせび泣き、涙をこぼしながらも、淫らな前後運動を止めようとは決してしない。

「ジュポッ……!変……ジュポッ……!態……ジュポッ……!さん……ジュポッ……!れすね……ジュポッジュポッ……!」

「ああっ、月子、可愛いよ月子……!イキそうだよ。ああ、月子……!ああ、イクイクイクっ……!月子の小さくて可愛いお口に精子ぜんぶ出すよ……!ぜんぶ飲んで……!月子!」

腰が抜けそうなほどの快感がおれの脳髄を直撃する。

射精感は延々と続き、月子の口から精液が溢れだしても止まる気配すらない。月子のフェラと乳首責めも止まらない。

「はぁ……はぁ……変態さんな先輩の……ジュルジュルッ……!赤ちゃんの素がいっぱいお口の中に……ジュポッ……!出ているです……ジュルッ……!」

恍惚とした月子の、可憐なタータンチェックの赤いスカートに、ザーメンの池が完成していく。

あの筒隠月子がめちゃくちゃに陵辱されている。陵辱しているのはおれで、こんなに可愛くて、処女なのに、性奴隷のようにどんな欲望にも応えてくれる、

おれのための、おれの嫁。

オナニーなんかより1000倍気持ちいい、おれだけの特権。

そう、これはオナニーではない。繰り返す、オナニーではない。

おれの嫁は、確かに、手触りのある現実として目の前に存在している。

おれはこの特権を、約1ヶ月前、高校入学と同時に手に入れた。

だが、何かを手に入れるためには何かを手放さなければならない、とも言う。

ならば、おれは「おれの嫁」たちと引き替えに、なにを失うのだろうか――

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