《MUMEI》
――ただ唇同士が合わさってるだけの、可愛いキス。
俺は何となく悪い気もしなくて、素直に目を閉じて付き合った。
すると唇が離れ、終わりかと思い目を開けると、今度は角度を変えて唇を重ねてきた。
俺は思わず条件反射で裕斗の背中と腰を抱いてしまう。
ちょっと痩せすぎじゃねーかって細い躰…。
柔らかい…唇…。
何だかふわふわな想いが…胸の奥から込みあげてきた…。
またふと唇が離れ、…今度は俺から、唇を重ねた。
「ンッ、チュッ、…フゥ…、チュパ、ンンッ…ンンッ…」
俺が下唇を吸うと裕斗は同じ様に返してきた。
そして舌を絡ませるとまた、積極的に応じてきた。
なんだかどんどん夢中になり、キスがマジで止まらなくなる。
チュッチュッっと唇を吸い合う可愛いらしい音と、舌が絡み合う、いやらしいクチュクチュな水音が鳴り止まない…。
裕斗はいつの間にか俺の上に跨り、俺もきつく抱き寄せていた。
そして漸くお互い唇から離れると、俺は間を入れず、裕斗の耳たぶに舌を這わせていた。
「ぁん…、ぞく…ぞくするぅ…、んーっ…」
可愛いく声を出され、俺はもう止まらない。
「ゆうちゃん、ゆうちゃん!」
俺はその場で裕斗を押し倒し、シャツを上に一気に捲りあげた。
すると真っ白い綺麗な肌…、女の子でもなかなかいねー淡い色の可愛い小さな乳首が目について…、
「はあ、はあ、チュパ、ゆうちゃん…、ゆうちゃん」
「あっ、はあぁん…」
―――俺は無我夢中で乳首に吸い付いた。
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