《MUMEI》
一目ぼれ
そして忙しいままにバイトでの一日が終わった。
岩井さんは厨房にいた一緒に帰ろうと迎えに行くと…。
佐山さんと二人で話していた。
多分厨房の事を教えてもらっているようだけれど、岩井さんは顔がすごく赤くなって照れている様だ。
佐山さんはいつもと変らない。
話が終わったのか、岩井さんが菜々の方へやってきた。
「澤木さん!待っててくれたんですねぇ!ありがとうござぃますー」「いゃ全然いいよ一緒に帰りたかったし」何を話していたのか気になるけどあえて聞かないでいた。
すると岩井さんが
「あの澤木さん…」
「なぁに?どうしたの?」
「佐山さん…ってすごく素敵な人ですよねぇ。優しいし〜」
はぁぁぁ?!有り得ないと菜々は思った。
あの男のどこら辺がよいのかさっぱりだった。「んー?私は分からないなぁ」とこたえた。「そうですかねー私好きになっちゃったかも〜」と岩井さんはいった。
本当に考えられない。しかし否定は出来ないため彼女の話を聞くハメになってしまった。

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