《MUMEI》

「お兄、ごめんね」
「ん、授業のことか?気にすんな」
ふわっとはにかむ
「ありがと」
「可愛い妹のためだからな」
クシャっと髪を撫でる
「お兄...ごめん、きもい」
「おい、真顔で言うなよ」
「あははっ」
お兄のおかげで気持ちが軽くなった
「お兄、ありがとう」
「おう!」

「じゃあ妹のためにいっちょ働きますか」
晃太は皐に聞こえないよう呟いた
「皐、ちょっと携帯貸して」
「え、なんで?」
「いーから、貸せ」
「は、はい」
皐は渋々携帯を晃太に渡す
ピッピッ
「ん、ありがと」
「なにしたの?」
皐は恐る恐る聞いてみる
「ちょっとね」
晃太は黒い笑みを浮かべた




***************
えっとですね!
私に感想が届いてたんです!
11月に!
返事遅くなってごめんなさい
ほんとに嬉しかったです!
嬉し泣きしましたよ
私の読んでくれてるんだなって
思いました
kellvilem様
ありがとうございます!

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