《MUMEI》
肝試し
 夏のある日、キセキの世代のいる高校(洛山高校を除く)の合宿で
各校バラバラで決めたのに同じ場所で合宿という
奇跡的なことが起きた

各校順調に予定通り進み、
最終日肝試しをしないかという話が出た
「裏の山のほうに洋館があってそこでは出るんだって!」
という桃井の情報から行ってみない?ということになった
基本ほぼ全員が行きたいといったのだが
「全員は多い!!」
ということで
各校から、1〜2人位出ることになった
くじ引きで
伊月、高尾、宮地、今吉、桜井、笠松、森山、劉という
全然つながりのないメンバーが決まった
桜井だけは
「行きたくないです…」
とはいっても強制参加だ
と、言われ涙目になっている
持ち物は、懐中電灯だけ
「戻ってきたら報告しますってww」
と桜井を見て笑っているのは高尾
「なんかあったら連絡するのだよ」
「やっばww真ちゃんデレた?
心配しなくてもダイジョーブなのだよwww」
「木村ァ、パイナップル〜」
「宮地先輩っ、こわいww」
黒い笑みを浮かべた宮地と
腹を抱えて笑い転げる高尾
秀徳の面々は見慣れた光景の様で見ているだけだ
「なんだ?轢いてほしいのか?」
「こわいっすよwww」
「笠松先輩っ頑張ってくださいッス」
「おうっ」
黄瀬が笠松に言うと
「俺は!?」
「あっ森山先輩もッスよ?」
「なんかついでみたい…」
「がんばってね〜」
「頑張るんじゃぞ」
「うるさいアル、モミアゴリラ、
心配されるほどじゃないアル」
「ひっど、ワシ応援しただけじゃろ?」
紫原は別に良くてゴリラはイジる劉
「がんばるしかないて、桜井?」
「うぅ、スミマセン頑張ります」

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