《MUMEI》

一之瀬君が、もうしわけなさそうに



こっちを何度も見てる











お母さんは一之瀬君におさえられた











でも








恐怖は消えない










私は少しのあいだ その場に座りこんだ











「康孝!どこ?どこぉ?」










お母さんはずっと泣いてる









「ここにいるから。ほら!いるだろ?」










一之瀬君は泣きそうな笑顔でずっと答えてる












どうして?









一之瀬君










こんなに大変なこと








私に言ってくれなかったの?

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