《MUMEI》
佐山さんの謎
佐山さんは相変わらず冷たい表情で仕事をしていた。
そこへ愛美ちゃんが話かけにいっていた。
頑張って話している。女の子には弱いのか、少し困っているみたいだが、密かに微笑んでいる。
結構2人お似合いかも。と菜々は思った。
速水さんが
「佐山さんってもてるんだよねぇ〜顔はカッコいいもんなぁ〜もしかしてあの子も佐山さん狙いなのかねぇー」と冗談っぽくいった。「さぁ?どうなんでしょうかね」
「まぁ佐山さんは女の事で色々あったみたいだけどね…。」
意味深な発言だった。「え?」
という間もなく、速水さんは去っていった。そして今日もバイトが始まる。
このカフェテリアは出来てからそんなに時間がたっていない。だから外観は美しいし、店の中も新しい。
菜々はそんなカフェがますます好きになっていった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫