《MUMEI》 「そういえば、昨日へんなこと言われたんだよね。」 「何?」 「やぶ医者にあと一日で、あなたは死にます、って!」 「なんだそれ。」 川沿いを歩きながら、二人で笑ってしまった。 確かに、なんだそれ、だ。 「昨日の九時半くらいに言われたから、あと……二分?」 「気にしない方がいいよ。」 「うん。」 残り一分。 「ゴホッ………ゲホッゲホッゴホッ…!」 ? 苦しい 「おい……大丈夫?」 「あ………か…ゲホッ!」 苦しい 前へ |次へ |
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