《MUMEI》

ダメだ。

きっと、もう。

そんな気がする。

ならばせめて。

「ふぅ………ゴホッ…はぁ…。」

出来るだけ呼吸を調えた。

「赤…崎君…。」

意識が遠退いていく。

「……?」

赤崎君が泣いてる。

もう救急車に連絡しても、無理なのに。

ちゃんと連絡してくれてる。

「お……ね…がい…。」

最後だから。

「私の名前…呼んで…?」

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