《MUMEI》
事件とトラウマ
ある日のことだった、幼き遥と都と詠子が公園で遊んでいた。
「ねえ、あたしくもんがあるからかえるね」
「ばーいばーい」
その瞬間、くもんがあるからと、走り出した遥は交差点でトラックに轢かれた。
遥はその後今に至るまでずっと病室で深い眠りについている。
「遥、あたし春から高校生になるんだ」
大きくなった幼馴染の一人詠子は、そういった。

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