《MUMEI》

紗耶香ちゃんが視線を送ってきた。

「笑顔笑顔。」
七生に促され口角を上げる。無理だ、自然に笑えるかよ……!


「ママにそっくり。」
紗耶香ちゃんが話してくれた。褒めてるのか?


「さやのママそうなの?」
七生とはとっくに打ち解けてるみたいだ。


「ん。おじさんとななおの顔そっくりでしょ。


ママはおじさんといるときふわーて笑う。

ななおといるおにーちゃんそうだよ。」
七生父と紗耶香ちゃんのお母さんがいるときと七生と俺がいるときがそっくりなのか?


「やあね、紗耶香ちゃん。こんな優男がいいの?」
母さんが俺の背中を強く叩いた。


「んーん、さやはちがう」
第三者意見だ。
子供は鋭いよ〜……紗耶香ちゃんあまり俺をゆすらないで……!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫