《MUMEI》 契約「村長、こちらが。」 「やぁやぁ、旅人様。どうか村を救って下さい。救って下さったら、村の宝を差し上げます。」 「宝とは?」 「村に古くからある、宝です。」 「そうか、引き受けよう。」 「おいテン、金取るのかよ!」 「そうだよ。しかも、村の宝だよ。」 「取るのではない。貰うのだ。」 『別に取る必要ないだろ。』 「うるさい黙れ、で村長、私たちは、何をすればいい。」 俺は、自分勝手なテンアに怒りを感じていた。 前へ |次へ |
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