《MUMEI》
愛美
そうして2人が会話している内にぱらぱらと雨が降ってきた。
「やばい、これじゃ風邪ひいてしまう。」
そういうと佐山さんと近くのファミレスに入った。
雨は酷くなっていく一方だった。
「雨止まないですね」「ああ…そうだね。」
と佐山さん
だんだんと終電がなくなる時間になってきた。
愛美は不安そうに時計をみる。
雨は止むどころか激しい暴風雨になっていった。当りは嵐のようだ。
「これからどうしようか。家には岩井さん連絡入れた?」
「いぇ、まだ…」
「入れておいたほうがいいよ。」
佐山さんに言われて連絡を入れる愛美。
ファミレスで朝まで過ごさなければならなくなるかもしれない…。

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