《MUMEI》

「旅人様、どうぞ、わしの家で休んで下さい。」


「いいですよ。それより、僕たちに何か、出来ることはありませんか?」


「そんななりません。」


「いいから、手伝わせてくれよ。」


『気軽に言って下さい。』


「ありがとうございます。では、建物の修復などを手伝ってください。」


「了解!任せろ!」


「ねぇ、お兄ちゃん、私の家に来て、ちょっと壊れてるけど。」


『うん。いいよ。』


俺たちは、メルハの家に向かった。

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