《MUMEI》
補強
『大丈夫。俺たちは、猿族だ。新種族なんだから。』


「分かった。」


テンアは、家に向かって魔法を使った。


すると、穴が空いている壁など、壊れている所に、氷の粒子が集まり、氷によって補強された。


「すっごいお姉ちゃん!魔族じゃないのに、魔法使えるんだね!猿族ってすごい!」


「補強にすぎない。」


『テンア、魔法使ってくれてありがとう。』


「このくらいで、感謝するな。」


すると、テンアの魔法を見ていた村人が集まってきた。

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