《MUMEI》

一人のうるさい同級生にからまれたせいか
周りから冷たい視線に見られる。
「いくぞ、学院前」
「え、あ、もう」
俺は、ミーハー女を電車から引きずりおろした。
女の子相手に手荒に接してしまった俺はかなり後悔した
「ねえ、もしかしてみんな同級生かな」
「だろ、この黄土色のブレザーは」
「へーやっと高校生か」
ため息をついた。
「あーもしこういうタイプと同じクラスになったら
ノイローゼだろうな」
「あんたなんていった」
「おれのストライクゾーンは清楚可憐な美少女でお前のようなギャーピー
うるさい女はアウトローだ」
「は、あたしだってあんたなんか興味ないわ」
通学路で口げんかになった

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