|
《MUMEI》 あいさつ運動と朝練じりりりりりりりりrrrrrrrrrrrrr あー、もう、うるさいなあ... 時計を見ると....まじかい!! もうこんな時間!?..あれ、でも制服着てる... あ...あれだ...これはたぶん。 今日はあいさつ運動の日だから、早く起きて、準備しようとして、起きて、着替えて、気づいたら、二度寝してた←今ココ！ えーい、とりあえず、飯はいらん！道具だけそろえて、歯磨きしてすぐ家を出ねば！ 階段を駆け下り、ダッシュで玄関から出る。 いってきます！ いってらっしゃーい。 茶の間から、おばあちゃんの声が聞こえた。 うおおおおおお。なんでこんなに大事な日に二度寝したんだ自分！ 今すぐ自分を殴りたい。 ぜえ...はあ...やっぱ、文化部が急に走っちゃ駄目だね。 マリ○も驚くスーパーBダッシュで校門を目指した。 やっと裏門に辿り着くと、蛍ちゃんはもう既に来ていた。 「あ、おはよう、ひかるちゃん。息切れしてるけど大丈夫？。」 「はぁ、ほた..るちゃ..はあ...おはよ..ぅ...はあはあ」 「とりあえず、深呼吸したら？」 すーーーーはーーーーー すーーーーーーはーーーーー 「ふぃー...。いやぁ、今日あいさつ運動あるのに、二度寝しちゃってさ...w。ダッシュで学校きたら、この様ですよ...。いやはや、お恥ずかしい...。」 「あー...うん、お疲れ。」 あのー、蛍さん、そんな目で私を見ないでくれませんか!? 「蛍ちゃん、何時ころにきた？」 「んー、7時10分頃かな。」 「早!!、早すぎるよ..今何分？」 「今、30分」 「うふふふふふ。」 「でもさ、1.2年生は朝練でほとんどもう来てるし、3年生は皆、8:00頃にならないと来ないと思うし、結構、暇だよ？」 「うーん..そうなのか..ぼけーっとここに立ってるのもなあ..」 「じゃあさ、体育館で、バスケ部とか朝練やってるし、見てみる？」 「え！、いいの!?」 「こそっと見るくらい別にいいでしょ。丁度、すぐそこにあるんだし。」 ふおおおお、蛍様あああああ。 体育館の窓から二人で中を覗くと、女子バスケと男子バスケが朝練をしていた。 前へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |