《MUMEI》

するといきなり。


「あなたは、この扉をあける権利を得ました。

勇気があるのなら、入ってきて下さい。」


「なんだ声?どこから聞こえるんだ?」


「こっちです。」


トイレの方から声がする。


俺は、トイレの所に行った。


何も変わらない扉。


「あなたは、開けることができますか?」


扉の中から声がする。


「いいぜ!中に入ってやる!」


俺は扉を開けた。

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