《MUMEI》

ここで、騒いでも仕方無いのでとりあえず
寮に出てみた
「飛行船なら正確だろう」
ふと、町のシンボルの一つである、飛行船を見た
「四月八日」
俺は、あきれるどころか昨日は何をしていたんだと怖くなった。
「現実を受け止める」
もしかしたら、夢の中かもしれないと
ありえないことを再び考える
「…」
「つくづく、おかしいよな」
「…あなた、今なんて言った」
「は、誰だよお前」
「…おかしいっていったいいえおかしいのはあなたよ」
「は」
よく、俺と同じ制服をきた謎の女の顔を見てみると
「夢の中にでてきた」
「ええ」
「私は、高白、ただそれだけよ」

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